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業務無線 とは?

法人向け業務無線:あなたのビジネスに最適な「声」を見つける

「業務の効率を上げたい」「スタッフ間の連携をスムーズにしたい」「緊急時に確実に連絡を取りたい」

そうお考えの法人のお客様へ。無線機は、お客様のビジネスに欠かせない「声」となる大切なツールです。しかし、一口に業務無線と言っても、さまざまな種類があり、どれを選べばいいか迷ってしまうかもしれません。

ご安心ください!当店では、お客様の用途や規模、通信したい範囲に合わせて、最適な無線機選びをサポートします。

ここでは、法人のお客様向けの業務無線を、代表的な6つの種類に分けて、それぞれの特徴とメリット・デメリットを分かりやすくご説明します。

​製品の紹介は、こちらをクリックしてください。

 特小(特定小電力トランシーバー)
手軽に店舗・施設内をカバー!

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こんな無線機です
免許も資格も一切不要で、買ってすぐに誰でも使える、最も手軽で導入しやすい無線機です。出力が小さいため通信できる距離は短いですが、その分、コンパクトで軽量、バッテリーも長持ちします。

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こんな企業・現場にオススメ!
飲食店、小売店、美容室、医療機関、小規模なイベント会場など、店舗内や施設内、またはごく近距離(数十メートル〜数百メートル)でのスタッフ間のスムーズな連携に最適です。お客様をお待たせしない迅速な情報共有や、作業効率アップに貢献します。

メリット
  • 導入が簡単: 免許・資格不要で、購入後すぐに運用できます。

  • 運用コストが低い: 電波利用料などの維持費がかかりません。

  • コンパクト: 軽量で目立たず、接客中でもスマートに使えます。

デメリット
  • 通信距離が短い: 建物内や障害物が多い場所では、通信範囲が限定されます。

  • 混信の可能性: 周囲の利用者が増えると、まれに混信が起こることがあります。

デジタル簡易無線(登録局)
手軽に広範囲をカバー!

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こんな無線機です
特定小電力トランシーバーより
パワフルな最大5Wの高出力で、広い範囲での通信が可能な無線機です。無線従事者免許は不要ですが、総務省への「登録申請」が必要です。登録すれば、個人・法人問わず利用できます。

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こんな企業・現場にオススメ!
建設現場、警備、物流、広大な工場、イベント会場、農作業、林業など、屋外や広い敷地、複数の拠点間(数キロメートル〜10キロメートル以上)で確実に連絡を取りたい企業に最適です。災害時など、携帯電話網がダウンした場合でも独立して通信できるため、緊急時の連絡手段としても有効です。

メリット
  • 広範囲をカバー: 高出力で広いエリアでの通信が可能です。

  • 比較的導入が容易: 無線従事者免許が不要で、登録申請のみで運用開始できます

  • 多用途性: 様々な業種や現場で幅広く活用でき、費用対効果が高いです。

デメリット
  • 登録申請が必要: 購入後に総務省への手続きと、電波利用料(年間数百円程度)が発生します。

  • 混信の可能性: 周波数を他者と共有するため、場所や時間帯によっては他の利用者の通信と混信することが稀にあります。

デジタル簡易無線(免許局)
プロフェッショナルな専用通信を!

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こんな無線機です
特定の法人や団体が「無線局の免許」を取得して運用するタイプの無線機です。無線従事者の資格も必要となり、導入には手間がかかります。しかし、その分、他者の混信を極めて受けない安定した「専用の通信環境」と、非常に高い秘話性を実現できる点が最大の特徴です。

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こんな企業・現場にオススメ!
大規模な工場や施設、空港、鉄道、重要インフラ企業、警備、公共交通機関など、通信の安定性や秘匿性が最重要視されるプロフェッショナルな現場に最適です。混信が絶対に許されない、確実な指示系統が求められる業務に導入されています。

メリット
  • 安定した専用通信: 周波数を占有するため、他者からの混信を極めて受けにくく、通信が非常に安定します。

  • 高い秘話性: 通信内容の秘匿性が非常に高く、機密情報を取り扱う業務に最適です。

  • 多人数運用: 一つの免許で多数の無線機を運用でき、大規模組織に適しています。

デメリット
  • 免許の取得が必要: 無線従事者の資格を持つ人材と、無線局免許の申請・取得手続きが必須です。

  • 初期費用と維持費: 免許取得費用や電波利用料などがかかり、導入コストが高くなる場合があります。

IP無線機
全国どこでも通話可能!

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こんな無線機です
従来の無線機のように電波を直接飛ばし合うのではなく、携帯電話のデータ通信網(4G/5Gなど)を利用して通信する無線機です。携帯電話の電波が届く範囲であれば、日本全国どこでも通話が可能です。免許や資格は不要で、携帯電話と同じように月額の通信料がかかります。

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こんな企業・現場にオススメ!
物流業、広範囲に拠点が分散している企業、バスやタクシーなどの運行管理、長距離輸送、観光バス、災害時の広域連携など、全国的な範囲でリアルタイムな連絡が必要な場合に最適です。GPSによる位置情報管理機能が充実しているモデルも多く、動態管理にも役立ちます。

メリット
  • 通信範囲が無制限: 携帯電話の電波が届く範囲であれば、全国どこでも通信できます。

  • 免許・資格不要: 手続きの手間なく、手軽に導入できます。

  • 高機能: GPSによる位置情報管理や、一斉連絡、個別連絡など多機能なモデルが多いです。

デメリット
  • 月額通信料が発生: 携帯電話と同じように通信料金がかかります。

  • 携帯電話の電波に依存: 圏外の場所では通信できません。

  • 災害時の脆弱性: 大規模災害時には、携帯電話網の混雑や障害の影響を受ける可能性があります。

MCA無線機
広域通信のインフラを活用!

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こんな無線機です
専門の無線事業者が設置した中継局のネットワークを利用して通信する無線機です。このネットワークを介することで、広いエリアを安定してカバーでき、混信も少ないのが特長です。免許・資格は不要で、月額の利用料がかかります。

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こんな企業・現場にオススメ!
広域の移動を伴う業務(例:タクシー、バス、運送業、建設業、メンテナンス業など)で、安定した通信品質を広範囲で確保したい場合に利用されてきました。

メリット
  • 広域を安定カバー: 専門のインフラを使うため、広いエリアで安定した通信が可能です。

  • 免許・資格不要: 手軽に導入できます。

  • 混信が少ない: 中継局による制御で、他の利用者との混信が抑制されます。

デメリット
  • サービス終了のリスク: 現在、主要な800MHz帯デジタルMCAサービスは2029年5月末に終了が予定されており、新規導入は推奨されません。

  • 月額利用料: 通信料が毎月発生します。

一般業務用無線機

特定の業務向けに設計された通信

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こんな無線機です
特定の業務のために免許を取得して使う無線機で、消防、警察、電力会社、タクシー無線など、非常に専門的・限定的な用途で使われます。多くはアナログ方式からデジタル化が進んでいます。お客様の業務に特化した独自のシステムを構築する場合に選ばれます。

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こんな企業・現場にオススメ!
一般的なビジネス用途というよりも、高度な専門性やセキュリティ、絶対的な安定性が求められる分野(例:警察、消防、救急、電力、ガス、鉄道、公共交通機関の指令システムなど)に導入されます。お客様の業務に合わせた独自のシステムを構築する際に検討されます。

メリット
  • 高い安定性と信頼性: 専用の周波数帯とシステムで、極めて安定した通信を確保できます。

  • カスタマイズ性: 特定の業務ニーズに合わせてシステムを設計・構築できます。

  • 高い秘匿性: 通信内容の秘匿性が非常に高いです。

デメリット
  • 導入コストが高い: システム構築や免許取得に多額の費用がかかります。

  • 専門知識が必要: 運用には無線従事者免許を持つ専門人材が必要です。

  • 用途が限定的: 一般的なビジネス用途には向きません。

​営業時間
 月~金:10:00~18:30
 土日祝:10:00~18:00

〒583-0011

 大阪府藤井寺市沢田2-2-36

Tel. 0729-52-0978

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