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​特小・デジ簡

特小とデジ簡の種類について

「無線機って、どれを選んだらいいの?」そう思っていませんか?ご安心ください!当店では、お客様の用途に合わせて、最適な無線機選びをサポートします。

ここでは、「特定小電力トランシーバー(特小)」と「デジタル簡易無線(登録局)」、そして「デジタル簡易無線(免許局)」の3種類について、それぞれの特徴と、どんな方にオススメなのかを分かりやすくご説明しますね。

1. 特定小電力トランシーバー(特小):手軽さが一番!

特小は、免許や資格が一切不要で、買ってすぐに誰でも使える、最も手軽な無線機です。出力が小さいため通信できる距離は短いですが、その分、コンパクトで軽量なモデルが多く、バッテリーも長持ちします。家族や友人とのキャンプ、スキー、ハイキングなどのレジャーや、店舗内でのスタッフ間の連絡に最適です。携帯電話の電波が届かない場所や、ちょっとした連絡をスムーズにしたい時に活躍します。維持費もかからず、シンプル操作で誰でも直感的に使えますよ。

2. デジタル簡易無線(登録局):広範囲でしっかりつながる!

デジタル簡易無線(登録局)は、特小よりもパワフルな出力(最大5W)で、広い範囲での通信が可能な無線機です。免許は不要ですが、総務省への「登録申請」が必要になります。登録すれば、個人でも法人でも誰でも使えます。本格的なアウトドアやツーリング、登山など広範囲にわたるレジャーや、建設現場、警備、イベント運営といった業務に最適です。災害時など、携帯電話網がダウンした場合でも独立して通信できるため、非常時の備えとしても非常に有効です。

3. デジタル簡易無線(免許局):プロフェッショナルな現場に!

デジタル簡易無線(免許局)は、特定の法人や団体が「無線局の免許」を取得して運用するタイプの無線機です。免許や無線従事者の資格は必要ですが、その分、他者の混信を受けない安定した専用の通信環境と、高い秘話性を実現できます。大規模な工場や施設内での連絡、機密性の高い情報共有が必要な警備や公共交通機関など、混信が絶対に許されないプロフェッショナルな現場で導入されています。確実な連絡体制が求められる、ビジネスに特化した無線機です。

個人で使う? 業務で使う?

特定小電力(特小)、デジタル簡易無線(免許局)、デジタル簡易無線(登録局)の3種類があり、さらに個人向けと法人向けの違いもあると、確かに初めての方には複雑に感じられますよね。ご安心ください、それぞれの「住み分け」を分かりやすくご説明しますね!

特小とデジ簡の違い_表_01.png

【個人のお客様向け】
レジャーや緊急時の頼れる相棒

個人のお客様には、手軽さと使いやすさが重要ですよね。趣味のレジャーや、万が一の災害時など、いざという時に役立つ無線機をご紹介します。

​個人のお客様向けには、特小とデジ簡(登録局)の2種類となります。

個人-1) 特定小電力トランシーバー(特小)

こんな無線機です:
免許も資格も一切不要で、買ってすぐに誰でも使える、最も手軽な無線機です。出力が小さいため通信できる距離は短いですが、その分、コンパクトで軽量なモデルが多く、バッテリーも長持ちします。

こんな方にオススメ!:
家族や友人とのキャンプ、スキー、ハイキング、ショッピングモールなど、近い距離での連絡に最適です。「携帯電話の電波が届かない場所でも連絡を取りたい!」という時に頼りになります。自宅や近所での呼び出しなど、ちょっとした連絡にも便利です。

メリット:

  • 手軽さNo.1: 免許・資格不要、維持費もかかりません。

  • コンパクト&軽量: ポケットに収まるサイズで、持ち運びや装着が楽です。

  • シンプル操作: 誰でも直感的に使えます。

 

デメリット:

  • 通信距離が短い: 見通しの良い場所でも数百メートル〜1km程度が目安。建物や障害物があるとさらに短くなります。

  • 混信の可能性: 誰でも使えるため、他の利用者の通信と混信することがあります。

個人-2) デジタル簡易無線(登録局)

こんな無線機です:

特小よりもパワフルな出力(最大5W)で、広い範囲での通信が可能な無線機です。免許は不要ですが、総務省への「登録申請」が必要になります。登録すれば、個人でも法人でも誰でも使えます。

こんな方にオススメ!:

本格的なアウトドアやツーリング、登山など広範囲にわたるレジャーでの仲間との連絡に最適です。「携帯電話が圏外になる山奥でも確実に連絡したい」という方に人気です。また、災害時など、携帯電話網がダウンした場合でも独立して通信できるため、家族や友人との連絡網確保に非常に有効です

メリット:

  • 広範囲で通信可能: 見通しの良い場所なら数km〜10km以上通信できることもあります。

  • 手軽に導入: 無線従事者免許は不要で、簡単な登録申請をするだけで使えます。

  • 他者との通信も可能: 同じ登録局であれば、異なる組織間でも通信でき、災害時連携などにも役立ちます。

 

デメリット:

  • 登録申請が必要: 購入後に総務省への手続きが必要で、電波利用料(年間数百円程度)がかかります。

  • 混信の可能性: 周波数が共有されるため、場所や時間帯によっては他の利用者の通信と混信することがあります。

【法人のお客様向け】
ビジネスを加速させる確実なコミュニケーションツール

法人のお客様には、確実性効率性、そして堅牢性が求められますよね。様々な業務シーンで活躍する最適な無線機をご紹介します。

法人-1)特定小電力トランシーバー(特小)

こんな無線機です:

免許や資格が不要で、購入してすぐに使えます。主に店舗や施設内のスタッフ間など、比較的近距離での連絡に最適です。導入コストも運用コストも抑えられます。

こんな方にオススメ!:
飲食店、小売店、美容室、病院など、フロア内や建物内でのスムーズな連携に役立ちます。「お客様をお待たせしないように素早く情報共有したい」という場合に効果的です。小規模イベントの誘導や連携など、限られた範囲での連絡手段として手軽に導入できます。

メリット:

  • 導入が簡単: 免許・資格不要で、購入後すぐに運用できます。

  • 運用コストが低い: 電波利用料などの維持費がかかりません。

  • コンパクト: 軽量で目立たず、接客中でもスマートに使えます。

 

デメリット:

  • 通信距離が短い: 建物内や障害物が多い場所では、通信範囲が限定されます。

  • 混信の可能性: 周囲の利用者が増えると混信のリスクがあります。

法人-2)デジタル簡易無線(登録局)

こんな無線機です:

免許は不要ですが、総務省への「登録申請」が必要です。最大5Wの高出力で、広範囲での通信が可能です。多様な現場で活躍します。

こんな方にオススメ!:

建設現場、警備、物流、広大な工場、イベント会場、農作業、林業など、広い敷地や複数の拠点間で確実に連絡を取りたい場合に最適です。緊急時や防災時の連携にも非常に有効で、迅速な情報共有が必要な現場で力を発揮します。費用対効果が高く、多くの企業で採用されています。

メリット:

  • 広範囲をカバー: 高出力で広いエリアでの通信が可能です。

  • 比較的導入が容易: 無線従事者免許は不要で、登録申請のみで運用開始できます。

  • 多用途性: 様々な業種や現場で幅広く活用できます。

 

デメリット:

  • 登録申請が必要: 手続きと電波利用料(年間)が発生します。

  • 混信の可能性: 周波数を他者と共有するため、稀に混信が起こる場合があります。

法人-3)デジタル簡易無線(免許局)

こんな無線機です:

特定の法人や団体が「無線局の免許」を取得して運用するタイプの無線機です。免許取得には手間がかかりますが、その分、他者の混信を受けない安定した専用の通信環境と、非常に高い秘話性を実現できます。

こんな方にオススメ!:

大規模な工場や施設内での連絡、機密性の高い情報共有が必要な警備、公共交通機関、電力、鉄道など、混信が絶対に許されないプロフェッショナルな現場で導入されています。確実な指示系統が求められる、ビジネスに特化した、最上位の通信ツールです。

メリット:

  • 安定した専用通信: 周波数を占有するため、他者からの混信を極めて受けにくく、通信が安定します。

  • 高い秘話性: 通信内容の秘匿性が非常に高く、機密情報を取り扱う業務に最適です。

  • 多人数運用: 一つの免許で多数の無線機を運用でき、大規模組織に適しています。

 

デメリット:

  • 免許の取得が必要: 無線従事者の資格を持つ人材と、無線局免許の申請・取得手続きが必須です。

  • 初期費用と維持費: 免許取得費用や電波利用料が高く、導入コストがかかります。

  • 柔軟性が低い: 免許された用途や場所での運用が基本となります。

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